こんにちは、こどおじFIREを目指す皆さん!今回は、FIRE達成後の生活に欠かせない「老齢年金」について詳しく解説します。老後の資産形成を考える上で、年金の仕組みを理解しておくことは非常に重要です。この記事では、老齢基礎年金と老齢厚生年金の受給資格や条件について、わかりやすく説明していきます。
老齢基礎年金とは?
老齢基礎年金は、日本に住む全ての人が加入する「国民年金」から支給される年金です。これは、20歳から60歳までの間に保険料を納めた期間が一定以上ある人が、原則として65歳から受け取ることができます。
受給資格
老齢基礎年金を受け取るためには、10年以上の保険料納付期間が必要です。この期間には以下が含まれます。
- 保険料を納めた期間
- 保険料免除期間
- 合算対象期間(カラ期間)
この10年間の条件を満たせば、65歳から老齢基礎年金を受け取ることができます。
繰上げ・繰下げ受給
- 繰上げ受給:60歳から65歳未満でも年金を受け取ることが可能ですが、その場合は1ヶ月ごとに0.4%減額されます。
- 繰下げ受給:75歳まで繰り下げることで、1ヶ月ごとに0.7%増額されます。最大で84%増額されるため、長生きする自信がある方にはおすすめです。
老齢厚生年金とは?
老齢厚生年金は、会社員や公務員などが加入する「厚生年金」から支給されるものです。こちらも原則として65歳から支給されますが、基礎年金に加えて上乗せで支給されるため、受け取れる額は多くなります。
受給資格
老齢厚生年金を受け取るためには、厚生年金に1ヶ月以上加入していたことが条件です。つまり、会社員や公務員として働いた経験があれば、その期間に応じて老齢厚生年金を受け取ることができます。
報酬比例部分
老齢厚生年金は、「報酬比例部分」として計算されます。これは在職中の給与や賞与に基づいて決まるため、高い報酬を得ていた人ほど多くの年金を受け取れる仕組みです。また、加入期間が長いほど将来の年金額も増えます。
こどおじFIRE向けのポイント
- 最低10年間の納付期間を確保しよう
老齢基礎年金を受け取るためには最低でも10年間の保険料納付期間が必要です。こどおじFIREとして早期リタイアを目指すなら、この10年間は確実に納付しておきましょう。 - 繰上げ・繰下げ受給で戦略的に選択
FIRE後の生活設計によっては、早めに繰上げて減額された年金を受け取るか、それとも繰下げて増額された年金を狙うかという選択肢があります。長期的なキャッシュフロー計画に基づいて最適なタイミングを選びましょう。 - 企業型DCやiDeCoとの併用で安心感アップ
年金だけでは不安という方は、確定拠出年金(iDeCo)や企業型DCなども併用して資産形成しましょう。これらは節税効果もあり、FIRE達成後も安定した収入源となります。
まとめ:老後の安心感を高めよう!
こどおじFIREとして早期リタイアを目指すなら、公的な老齢基礎年金と老齢厚生年金についてしっかり理解しておくことが大切です。最低限の納付期間や報酬比例部分など、自分が将来どれくらいの年金を受け取れるか把握しつつ、それに加えて投資や貯蓄で資産形成を進めていきましょう。
まずは、自分の加入状況や将来の見通しを確認しながら、最適なリタイアプランを立ててみてください!
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