こんにちは、こどおじです。新NISA制度がスタートして1年が経過しましたが、皆さんは非課税枠をうまく活用できていますか?今回は、新NISA口座の非課税枠を最大限に活用するための戦略について解説します。特に、年末に含み損を抱えている投資信託をどう扱うべきかに焦点を当て、具体例を交えながら説明します。
新NISA制度の基本ルール
まずは、新NISA制度の仕組みを簡単におさらいしましょう:
- 生涯投資枠:1,800万円
- 年間投資枠:360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)
- 非課税期間:無期限
- 売却後の枠再利用:売却した分の非課税枠が翌年以降に復活
この「売却後の枠再利用」を活用することで、非課税枠を効率的に管理できる可能性があります。
年末の含み損銘柄の売却と買い直し戦略
年末時点で評価額が取得価格を下回っている場合、以下の手順で「売却と買い直し」を行う戦略が有効です:
- 12月下旬に評価額が取得価格を下回っている投資信託を確認。
- 年末(12月26日頃まで)に取得価格360万円分を売却。
- 年始(1月6日以降)に評価額360万円分を買い直す。
この戦略では、含み損状態で非課税枠を「リセット」し、将来の値上がり益に対する非課税効果を確保できます。ただし、この効果は累計投資額1,800万円を使い切っているかどうかによって異なります。
ケーススタディ:累計投資額1,800万円を使い切った場合と使い切っていない場合
ケース1:累計投資額1,800万円を使い切っている場合
- 現在の非課税保有限度額:0円(全額使用済み)
- 保有している投資信託A:取得価格1,800万円、評価額1,500万円
この場合、年末に評価額300万円分(現在価格ベース)を売却すると、翌年には360万円分の非課税枠が復活します。さらに、年始に売却した300万円分に現預金から60万円を追加して360万円分買い直すことで、60万円分の新たな非課税枠を確保できます。この戦略は、累計投資額を使い切った場合に特に効果的です。
ケース2:累計投資額1,800万円を使い切っていない場合
- 現在の非課税保有限度額:600万円(累計1,200万円使用済み)
- 保有している投資信託B:取得価格1,200万円、評価額1,000万円
この場合、評価額300万円分(現在価格ベース)を売却しても、翌年には960万円(600万円+360万円)の非課税枠が利用可能になります。しかし、このケースでは新たな非課税枠が確保できるわけではなく、既存の余剰枠内で運用する形となります。そのため、この戦略は累計投資額をまだ使い切っていない場合には大きなメリットが得られないこともあります。
注意点
この戦略には以下のリスクや注意点があります:
- コスト負担
売却時や買い直し時に手数料が発生する可能性があります。特に信託財産留保額が設定されているファンドでは注意が必要です。 - 価格変動リスク
売却から買い直しまでの間に基準価額が上昇すると、高値で買い戻すことになり損失につながる可能性があります。 - 年間投資枠制限
年間360万円という制限内でしか買い直しができません。この制限を超えると翌年以降まで待つ必要があります。
おすすめ商品と証券会社
投資信託
新NISA口座で運用する際には、以下の商品がおすすめです:
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
→ 世界中の株式市場へ分散投資できる低コストファンド。
証券会社
新NISA口座開設には楽天証券がおすすめです:
- 手数料が安く使いやすい。
- 楽天ポイントで投資信託の購入も可能。
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まとめ
新NISA口座の非課税枠を最大限活用するためには、「年末の含み損銘柄の売却と買い直し」という戦略が有効です。特に累計投資額1,800万円を使い切った場合、この方法によって将来の値上がり益への非課税効果を高めることができます。ただし、コストやリスクも考慮し、自身の状況や目標に応じて慎重に判断しましょう。
新NISA制度をフル活用して、自分らしい資産形成を進めてください!この記事がお役に立てば幸いです!
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